Contents
産後の腰痛で動けないほどの激痛!原因と対処法は?
産後のママ達の多くは辛い腰痛の痛みを抱えていながらも、なかなか自分の事を構ってあげられずにいます。
辛い腰痛の原因と対処法を今回ご紹介します。
産後の腰痛で歩くのすら辛い…原因は?
腰の痛みがあると立ち上がるのも辛い。
家事も辛い。
赤ちゃんのお世話(抱っこなど)をするのも腰が痛い。
何をしてもとにかく腰が痛い。
その原因は大きく分けて3つあります。
1.出産の疲れ・体へのダメージ
産後1ヶ月くらいは特に出産時の体への負担が残っている時期です。
「床上げ3週間」という言葉があるくらい、産後3週間は水仕事は避け、安静にしておく期間として知られています。
ただ、責任感の強い人や夫の帰りが遅く自分以外赤ちゃんのお世話や家事ができないなどの事情がある場合、自分の休養よりも家事や育児を優先してしまい腰痛が悪化してしまう事が多いです。
2.授乳などの赤ちゃんのお世話による睡眠不足
寝不足は辛い腰痛の原因になります。
それは、寝ている間に脳や筋肉が回復しているからです。
裏を返せば、寝ている時間が短いという事はその分脳や筋肉が回復できないという事です。
産後すぐは出産による体へのダメージが残っている事に加え、1〜2時間おきの授乳で夜も長時間眠る事ができません。
3.骨盤の歪み
本来女性の骨盤の形は逆三角形になっています。
それが産後は骨盤が開いた状態になっているため逆台形のような形になります。
産後3ヶ月くらいまでにゆっくり骨盤が元の位置に戻ろうと動くのですが、この時左右のバランスがバラバラの状態で骨盤の位置が固まってしまうと歪んだままの状態で固定される事になります。
産後の腰痛の原因・睡眠不足を解消する方法は?
産後のママ達は毎日睡眠不足と戦いながら日々頑張っています。
特に新生児のお世話は大変です。
赤ちゃんがどうして泣いているかわからない時もあれば昼も夜も寝られない日もある。
それに毎日向き合っていく事は本当に一言では言い表せないくらいすごい事で、まずは自分で自分の事をたくさん褒めてあげて下さい。
それから夫を始め、周りの人(両親や兄弟、近所の人など)に頼りましょう。
・辛い日は夜中の授乳を一回変わってもらう(ミルクにする)
・土曜日は赤ちゃんが泣いたらあやすのは夫
などのルールを作れるといいでしょう。
周りの人に頼る時のコツは、「やってくれると嬉しい」という気持ちを優しく伝える事です。
「こっちはいつも育児してるんだから休日くらい手伝ってよ!」という態度では育児の分担どころかケンカになる恐れがあります。
睡眠不足である事、腰痛が辛いという事を優しく伝えて協力してもらいましょう。
産後の腰痛の原因・骨盤の歪みの対処法!
産後6ヶ月までは骨盤は柔らかい状態です。
その期間内に骨盤の歪みを元の位置に戻す事で自然と腰の痛みも引いてきます。
骨盤ベルトを着用する
トコちゃんベルトなどの骨盤ベルトを産後すぐから装着しましょう。
一度やめてしまった人でも腰に痛みが出たら再度着用しましょう。
骨盤矯正ストレッチをする
これは無理のない範囲で行う事が大切です。
産後の骨盤矯正のストレッチをする時期は、産後2ヶ月以降を目安に行いましょう。
整骨院や接骨院へ行く
産後の腰痛が酷い場合は整骨院や接骨院へ行きましょう。
産後1ヶ月くらいから骨盤の歪みを矯正してくれる整骨院もあります。
産後何ヶ月から施術してくれるかはその整骨院によりますので、電話で自分の状態を話してから施術してもらえるかどうかを確認して整骨院へ行く事をおすすめします。
まとめ
産後の腰痛は多くのママ達が抱える問題の一つですが、正しい理解と対策で改善できるものです。
自分に合った方法はどれがいいのかわからない、迷う、そんな時は整骨院に相談する事でおすすめの方法を教えてくれます。
あまりにも酷い痛みの時は、まずは安静に。
周りの人に協力してもらいながら腰の痛みを取り除いていきましょう。